私共日本医療M&A株式会社は、会社経営では当たり前の手法を取り入れることで効率を高め、再生させることのできる病院は少なくないと考えます。例えば、病院チェーン化による医薬品や医療機器の購買コストの削減、地域の年齢別人口構成や患者の疾患の実態に合わせた診療体制への再編成といった特徴を打ち出すなど、マーケティング戦略を取り入れることが必要です。これらを時間的な要素も含めて効率的に進められるのがM&Aです。

　私共は、病院のM&Aにより現在の経済状況および医療環境に耐えうる病院の経営体制を構築する上での基盤を整え、経営の健全化が早期に達成できるよう支援していきたいと考えています。

　実際に、病院のM&Aに関しては、現在までは銀行など金融機関や監査法人などが主業務の付加的に行うか、個人の資質で医療コンサルタントやブローカーが関与するケースが大勢を占めてきました。弊社はこの状況から、病院が安心して自らのM&Aを依頼でき、より多くの選択肢を持てるよう全国的に情報を収集できる"医療機関のM&A情報集積基地"を目指します。

　政府の総合規制改革会議（議長 宮内義彦オリックス会長）により医療機関経営への株式会社参入が討議されているように、医療への市場原理の導入が構造改革にとって必要不可欠な状況において、この事業は国をあげての"病院再生"強いて言えば日本の医療制度見直しに繋がる仕事になります。したがって、医療業界に携わる企業だけでなく、日本のビジネス界をこの事業に組み込んで行きたいと考えています。